
【絵本】なかよしこぐま わけっこするの だいきらい
内容説明
ふたごのこぐま、くまやとくまふは、なんでも一緒。でも、おやつも、おもちゃも、さらにはお母さんの時間まで「はんぶんこ」にしなきゃいけません。
ふたりは、そんな「わけっこ」がどうも気に入らない様子。「わけっこするのなんて、大っきらい!」と文句を言います。でも、ある出来事をきっかけに、ふたりの気持ちに少し変化が……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「わけっこ」や「共有すること」の大切さを学べるストーリーで、子どもたちに協調性や思いやりを育む教材として最適です。ふたごのこぐま、くまやとくまふが経験する「なんでもはんぶんこ」の葛藤は、兄弟姉妹や友達との関わりの中で多くの子どもが直面するテーマです。そのため、子どもたち自身の体験と重ね合わせやすく、物語に共感しながら学びを深められるでしょう。
この絵本を活用する際は、まず読み聞かせを通して、子どもたちが主人公たちの気持ちに寄り添えるようにしましょう。その後、「みんなで分け合ったらどんな気持ちになるかな?」など具体的な問いかけをして、考えを引き出してみてください。また、日常生活での「わけっこ」の場面を見つけたら、絵本の内容を思い出させることで、実体験と結びつけやすくなります。
さらに、遊びやおやつの時間に実際に「分ける」経験を取り入れることも効果的です。例えば、「自分で分けたら相手がどう思うか考えてみよう」と話すことで、相手への配慮や協力する力を自然と身につけられるでしょう。この絵本は、楽しい物語を通じて、子どもたちに社会性を育む素晴らしいサポートとなります。