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BOOK

【絵本】とうさんとぼくと風のたび

タイトル 【絵本】とうさんとぼくと風のたび
著者
出版年月日 2012/03
判型 B4変型判
ページ数 37ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591128619

内容説明

春のあたたかな日、ぼくは父さんと一緒に「風はどこから吹いてくるのだろう?」という疑問を胸に旅に出ました。山を越え、川を渡り、時には荒々しい風に立ち向かいながら進んでいく二人。やがてたどり着いた場所には、風が生み出した自然の形や、人々の暮らしが広がっていました。

この旅を通じて、風がもたらす恵みや、その力の大きさに気づかされます。自然に寄り添い、その恩恵に感謝しながら生きる人々の姿が浮かび上がる物語です。『せかいいちうつくしいぼくの村』の小林豊が描き出す、日本の自然と旅の魅力を感じられる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、風をテーマにした父子の旅を通じて、自然の力やその恵みについて学べる物語です。知育や教材として活用する際には、まず子どもたちに「風はどこから来るのだろう?」という問いかけをして、興味を引き出すことができます。この問いは、自然現象への好奇心を育むとともに、観察や探究心を促すきっかけとなります。

また、物語の中で描かれる風が作り出した自然の形や人々の暮らしを一緒に読み解くことで、自然と人間の関係性について考える機会を提供できます。例えば、「風が役立っている場面はどこ?」と問いかけながら、自然の恵みやその大切さについて話し合うことで、子どもたちに環境への感謝や敬意を育てることができるでしょう。

さらに、小林豊さんの繊細で美しいイラストは、日本の自然や風景の魅力を伝える上で非常に効果的です。絵をじっくり観察しながら、地域や季節の風景について話を広げることも可能です。保育や授業では、絵本を読み終えた後に風の仕組みを学ぶ簡単な実験や工作を取り入れると、さらに理解が深まります。この絵本は、自然科学と感性教育を楽しく結びつける教材として、家庭や教育現場での活用が大いに期待できる一冊です。