
【絵本】つみきくんとつみきちゃん
内容説明
絵本作家いしかわこうじによる大人気シリーズ『つみきくん』の第2弾! ある日、つみきくんの隣の家に、つみきちゃんが引っ越してきます。すぐに仲良くなったふたりは、公園で遊ぶことにしました。
ブランコやすべり台など、たくさんの遊具で楽しい時間を過ごしていると、そこにわんちゃんが現れます。しかし、わんちゃんは遊具をひとり占めしようとして……。
つみきくんとつみきちゃんがどうやってこの困った状況を解決するのか、ふたりの工夫や変身が見どころです。鮮やかな色彩や形の楽しさも詰まった、心が温かくなる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
『つみきくん』シリーズ第2弾は、子どもたちが遊びを通じて協力や思いやりを学ぶ絶好の教材です。つみきくんとつみきちゃんが「困った状況」をどのように解決するかを描くストーリーは、問題解決力や創造力を育むきっかけになります。子どもが自分だったらどうするかを想像しながら読むことで、共感力やコミュニケーションの大切さも自然と身に付けられるでしょう。
また、ブランコやすべり台といった遊具が登場することで、遊びの楽しさやルールの必要性を子どもたちに伝えることができます。特に、遊具をひとり占めしようとするわんちゃんに対するつみきくんたちの対応は、トラブルの解決方法を具体的に学べる場面です。保育や授業で読み聞かせる際には、「どうしたらみんなで仲良く遊べるかな?」と問いかけると、子どもたちの考えを引き出す良い機会となるでしょう。
さらに、カラフルで楽しいイラストは、形や色を学ぶ知育の要素も兼ね備えています。絵本の中で描かれるキャラクターや遊具を見ながら、「この色は何色かな?」と質問したり、「これはどんな形かな?」と質問することで、自然に色彩感覚や図形認識力を育てることができます。親子や先生と子どもたちが一緒に楽しみながら学べる温かい一冊としておすすめです。