
【絵本】つみきくん
内容説明
つみきくんは、つみき工場から元気よく旅立ちます。
海を越えたり、こねこを助けたり、街を通り抜けたりと、さまざまな場所を冒険しながら進んでいきます。途中で坂道を勢いよく下る場面も。
果たして、つみきくんの行き着く先はどこなのでしょうか――。
知育や教材で活用する際のポイント
絵本「つみきくん」の冒険は、子どもたちの想像力を広げ、物語を通じて創造性や共感力を育む絶好の機会です。つみき工場から旅立つ主人公の「つみきくん」は、さまざまな場所を冒険することで、子どもたちに未知の世界への好奇心を喚起します。この絵本は、ストーリーを楽しむだけでなく、旅の中で出会うシーンを題材にして、子どもたちと一緒に「次はどうなるかな?」と考える対話型の読み聞かせを行うのに適しています。
また、つみきくんが海を越えたり、困っているこねこを助けたりするエピソードからは、挑戦する心や思いやりの大切さを学ぶことができます。これらの場面を子どもたちと一緒に振り返り、「もし自分ならどうする?」といった問いかけを通じて、道徳的な学びを深めることも可能です。特に坂道を下る場面では、スピード感やワクワク感を共有することで、読む楽しさをより一層感じられるでしょう。
さらに、つみきというシンプルなモチーフは、遊び心を刺激しやすく、読み終わった後に実際の積み木を使って物語の再現や新たな冒険の創作を促す活動にもつながります。この絵本を通して、子どもたちの想像力や表現力を育むきっかけをつくるとともに、親子や先生と子どもたちとの豊かなコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。