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BOOK

【絵本】ちっちゃな ねずみくん

タイトル 【絵本】ちっちゃな ねずみくん
著者 ,
出版年月日 2015/05
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591144992

内容説明

ぞうさんが石につまずいて転び、「おっとっとっと」。その拍子に、ねずみくんのしっぽを踏んでしまいます。「ぼくが小さくて目立たないからいけないんだ」と、ねずみくんはすっかりしょんぼりしてしまいました。

そんなねずみくんのもとに、プードルやパンダ、くじゃくなど、色とりどりで目立つ動物たちが登場します。彼らの姿を見て、ねずみくんは「いいなあ」とうらやましく思いますが、それだけでは物語は終わりません。

本当に大切なのは、見た目のかわいさや個性的なこと、大きな体なのでしょうか?ねずみくんがたどり着く答えは、目には見えないけれど心に響く、もっと大切なこと。そんな気づきを届けてくれる、心温まる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちに自己肯定感や他者理解の大切さを伝える教材として最適です。ねずみくんが自身の小ささにしょんぼりする場面は、子どもたちが感じる「自分にないものへの憧れ」や「自己否定」の気持ちに寄り添います。そして、目立つ動物たちと出会うエピソードを通じて、それぞれの個性を認めることの大切さを自然に学べる構成となっています。

物語の中でねずみくんが「本当に大切なこと」に気づく場面は、子どもたちにとっても深い気づきを促す良いきっかけとなるでしょう。このようなテーマは、他者との違いを受け入れ、多様性を尊重する心を育む教育にぴったりです。読み聞かせの際には、ねずみくんの気持ちに寄り添いながら「みんな違っていて、だからこそ素晴らしい」というメッセージを、子どもたちが自分自身のこととして感じられるよう工夫してみましょう。

また、登場する動物たちの色とりどりの姿は、色彩や形についての話題にもつなげやすく、小さなお子さんには視覚的な楽しさを、少し年上の子どもには個性の多様性についての理解を深める教材として活用できます。読み聞かせ後には、子どもたちと「自分の好きなところ」や「友達の素敵なところ」を話し合う時間をつくることで、より深い学びと心の成長をサポートできるでしょう。