
【絵本】ちかみち
タイトル | 【絵本】ちかみち |
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著者 | ほその あやこ,マイケル・グレイニエツ |
出版年月日 | 2004/05 |
判型 | B4変型判 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | |
ISBN | 9784591081112 |
内容説明
細くて狭い一本橋の真ん中で、二匹の虫がばったりと出会いました。
どちらも道を譲ろうとせず、ついには大喧嘩に発展してしまいます。
さて、この二匹の行く末はどうなるのでしょうか…?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、対立や意見の違いが生じたときにどのように対応するべきかを考える絶好の教材です。細い一本橋で出会った二匹の虫が道を譲らず喧嘩に発展する様子を通じて、問題解決や譲り合いの大切さを自然に学ぶことができます。特に子どもたちが日常生活で友達との関わり方に悩むことが増える幼児期や小学生低学年に適した内容です。
読み聞かせを行う際には、子どもたちに「もし自分がこの虫たちだったらどうする?」と問いかけることで、主体的に考える姿勢を促せます。また、喧嘩や意地を張ることの結果について予測させたり、譲り合いがもたらす良い影響について話し合ったりする場を設けると、協調性や思いやりの心を育むきっかけとなるでしょう。
さらに、この絵本は「感情の整理」や「自己主張と譲歩のバランス」を伝える素材としても活用できます。読み終えた後に、子どもたちが自分の気持ちを言葉にする練習や、相手の気持ちを想像する活動を取り入れると、社会性の発達をサポートできます。親や先生が子どもと一緒に考えたり、話し合ったりすることで、日常生活での実践力が育まれるでしょう。