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BOOK

【絵本】せめて、きみがいなくなるまえに・・・(ヘルステック・ウェアラブル)

タイトル 【絵本】せめて、きみがいなくなるまえに・・・(ヘルステック・ウェアラブル)
著者 ,,
出版年月日 2023/02
判型 A4変型判
ページ数 37ページ
出版社
対象年齢 ,,,,
ISBN 9784591176917

内容説明

「おしたら、おしまい」から始まったITリテラシーをテーマにした絵本シリーズの第8弾が登場です。今回の物語では、世界的に猛威を振るう「フレアウィルス」に感染し、入院生活を送ることになった少年コークが主人公。病院で出会ったのは、体の力を失う病気を抱えるホープくん。彼は、パワードスーツを使えばわずか3分間だけ体を動かせる状態ですが、未来の医師になる夢を抱いています。

そんなある日、コークの前に再び現れたのが、かつて戦った宿敵・バグ大王。病気で弱ってしまったコークは、自分の力だけでは立ち向かえない状況に追い込まれます。そこで、ホープくんのパワードスーツを借りて戦うことを決意。二人の出会いと協力の中で、友情や希望が描かれます。

本作は、子どもたちがドキドキしながらIT社会の仕組みやリスクについて学べる内容となっています。GIGAスクール構想やデジタル変革が進む現代だからこそ、ITリテラシーの重要性を楽しく伝える一冊としておすすめです。

知育や教材で活用する際のポイント

「おしたら、おしまい」シリーズ第8弾は、ITリテラシーをテーマにした教育的価値の高い絵本です。物語は、病気と向き合う少年たちの成長を描きながら、IT社会の仕組みやリスクに触れる内容となっており、子どもたちが自然と学びを得られる構成が魅力です。特に、GIGAスクール構想が進む現代において、デジタル技術の正しい理解を養う手助けになります。

この絵本を教材として活用する際には、まず物語の中に登場する「フレアウィルス」や「バグ大王」といった架空の要素を通じて、実際のウィルスやサイバーセキュリティの基礎を教える場面を作るのがおすすめです。たとえば、インターネットでの個人情報の取り扱いや、知らないリンクをクリックする危険性などを子どもたちに想像しやすい形で伝えられます。

また、主人公コークとホープくんの協力や友情の描写は、単なるITリテラシーの学びにとどまらず、困難に直面したときに他者と支え合う姿勢の大切さを教えるきっかけにもなります。子どもたちが「助け合うことで問題を解決できる」というポジティブな価値観を学ぶ場として活用できるでしょう。

さらに、親子で一緒に読むことで、親自身もITリテラシーについて考える良い機会となります。絵本の後に「お話の中で気をつけたほうがいいことは何だと思う?」と問いかけ、家庭や教室でのディスカッションにつなげるのも効果的です。楽しい物語を通して、遊び感覚で学べるこの絵本は、子どもたちの未来を支える知育ツールとして非常に有用です。