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BOOK

【絵本】じごくバス

タイトル 【絵本】じごくバス
著者 ,
出版年月日 2020/06
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,,,
ISBN 9784591166826

内容説明

悪いことをしたら、どんなことが起きるか知ってる?そう、ある日突然、あのバスがやってくるんだ……。

主人公のてっちゃんは、バス停で誰かが落としたおもちゃを見つけます。それは、ずっと欲しかったおもちゃ。思わずてっちゃんは、それをこっそり自分のものにしてしまいます。そしてバスに乗り込むと、いつもとは違う、不気味な雰囲気が漂っていて……。

悪いことをするのは一瞬でも、その結果には大きな代償が伴うことを教えてくれる、少し怖いけれど考えさせられる絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちに「悪いことをしたらどうなるか」を考えさせるきっかけとなる教材として活用できます。てっちゃんが欲しいおもちゃをこっそり持ち帰るシーンは、子どもたちにとって身近な状況に感じられるはずです。例えば、「他人の物を勝手に取ってはいけない」「嘘をつくとどうなるか」といった具体的な道徳的なテーマについて、絵本を通じて自然に話し合いを始められるでしょう。

特に注目したいのは、バスの不気味な雰囲気が「悪いことをした後の心の不安」や「行動の結果」を象徴している点です。絵本を読んだ後、子どもたちに「もし自分がてっちゃんだったらどうする?」と問いかけたり、「落とし物を見つけたときはどうするべきか」を一緒に考えたりすることで、正しい行動の選択肢を学ばせることができます。

また、少し怖いストーリーは、子どもたちの想像力を刺激し、物語に感情移入しやすくします。保育園や幼稚園では読み聞かせの時間に、そして小学校では道徳の授業や学級活動でこの絵本を取り入れると効果的です。読後に自分の経験を共有させたり、感想を絵や文章で表現させることで、さらに深い理解や成長を促すことができるでしょう。