
【絵本】サラのやくそく
内容説明
公園でサラが出会ったマギーは、サーカスで手品を披露している女の子でした。
マギーの話を聞いたサラは、彼女の手品をぜひ観に行きたいと思い、「必ず行くね!」と約束します。
しかし、当日になってサラは風邪をひいてしまい、楽しみにしていたサーカスに行けなくなってしまうのです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、友情や約束、そして予期せぬ出来事への対処について子どもたちに考えさせる素晴らしい教材です。まず、主人公サラがマギーと出会い、彼女の手品に心を惹かれる場面は、子どもたちに好奇心の大切さを伝えるきっかけとなります。マギーの話を聞いたサラが「必ず行くね!」と約束するシーンでは、約束を守ることの重要性や責任感を学ぶことができます。
しかし、当日にサラが風邪をひいて行けなくなる展開は、子どもたちが「どうしても守れない約束」に直面したときの感情や対応を考える場として活用できます。この場面を通して、他者への誠実な対応や、自分がどう感じたかを相手に伝える方法を話し合うことができます。また、サラの気持ちやマギーの反応を想像することで、子どもたちの共感力やコミュニケーション能力を育むことも可能です。
さらに、絵本の内容を題材にロールプレイを行い、約束を守れなかった場合や、その後のフォローの仕方について実践的に学ばせるのも良いでしょう。子育てや教育の現場で、この絵本を通じて感情教育や道徳教育を深めることができるはずです。