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BOOK

【絵本】くまのまあすけ

タイトル 【絵本】くまのまあすけ
著者
出版年月日 2017/05
判型 B5変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591154519

内容説明

馬場のぼる先生の隠れた名作が、新しい姿で再び登場! こぐまのまあすけが原っぱで遊んでいると、どこからか風船がふわふわと風に乗ってやってきます。まあすけはその風船を取ろうと夢中で追いかけますが、どうしても手が届きません。諦めきれないまあすけは、風船が戻ってくるのを信じて木の上でじっと待つことにしましたが……。

まあすけののんびりとした性格や、やりたいことに一生懸命取り組む姿は、子どもたちのありのままの姿そのもの。読者はまあすけを通して、自分の気持ちを重ねたり、一緒に悩んだり喜んだりすることができます。また、どこかとぼけた表情のまあすけがとても愛らしく、大人も子どもも心が温かくなることでしょう。

親子での読み聞かせにもぴったりの一冊で、何気ない日常の中にある小さな優しさや思いやりの大切さを改めて感じさせてくれます。この絵本を読めば、ほっこりした気持ちになれること間違いありません。

知育や教材で活用する際のポイント

「こぐまのまあすけ」は、子どもたちの感情や行動に寄り添う素晴らしい絵本で、子育てや教育の場で大変役立つ教材です。まず、まあすけの風船を追いかける姿や諦めずに待ち続ける行動は、子どもたちが目標に向かって努力する大切さを学ぶきっかけになります。例えば、子どもたちが「やりたいことがうまくいかない」と感じたとき、この絵本を読むことで、失敗を乗り越える力や我慢することの意味を考えることができるでしょう。

また、まあすけののんびりとした性格や、自然の中で遊ぶ描写は、現代の忙しい生活の中で「待つこと」や「自然と触れ合うこと」の大切さを親や教育者に気づかせてくれます。読み聞かせの際には、まあすけの気持ちを一緒に考えたり、子ども自身の経験と重ねて話し合うことで、共感力や想像力を育むことができます。特に、小さな子どもたちにとって、まあすけの愛らしい表情や行動は親しみやすく、自然と物語に引き込まれていくでしょう。

さらに、この絵本は「小さな優しさや思いやりの大切さ」をテーマにしており、日常生活での人との関わり方を学ぶ教材としても効果的です。保育や学校の場では、子どもたち同士で感想を共有したり、まあすけがどんな気持ちだったのかを話し合ったりすることで、コミュニケーション能力を育てる活動が可能です。親子で読む際も、絵本を通じて心温まる時間を共有し、子どもとの絆を深めるきっかけになるでしょう。