【絵本】くまくまさんのがいこくりょこう

内容説明

くまくまさん一家は、今回が初めての外国旅行。お父さんは張り切って準備を進め、子どもたちはワクワクが止まりません。

一方で、お母さんは心配ごとが尽きず、不安そうな様子。家族それぞれがさまざまな気持ちを抱えながら、楽しい旅が始まります。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、初めての外国旅行をテーマに、家族それぞれの感情や行動が丁寧に描かれています。子育てや教育の場で活用する際には、まず「新しいことへの挑戦」と「家族の絆」を学ぶ良い機会として活用できます。たとえば、子どもたちがワクワクする気持ちや、お母さんの不安といった、さまざまな感情について話し合うことで、自己表現力や他者理解を深める時間を作ることができます。

また、旅行の準備や計画の場面を通じて、実生活に役立つスキルも教えることが可能です。荷物を準備するシーンでは、必要なものを考える力や整理整頓の重要性を伝えることができます。さらに、外国旅行を題材にしているため、異文化理解やマナーについて子どもたちと一緒に学ぶ教材としても適しています。例えば、「外国ではこんな文化があるんだね」と話題を広げることで、興味を引き出し、学びにつなげることができます。

加えて、この絵本は家族の役割についても考えるきっかけを提供します。お父さんの積極的な行動やお母さんの気遣いから「家族の中で自分ができること」を考えたり、家族みんなで協力する大切さを教えることができます。保育園や学校では、役割分担やチームワークのテーマとして取り上げることも効果的でしょう。