
【絵本】きをつけて おおかみだ!
タイトル | 【絵本】きをつけて おおかみだ! |
---|---|
著者 | ヴァンサン・ブルジョ,セドリック・ラマディエ,谷川 俊太郎 |
出版年月日 | 2016/01 |
判型 | A4変型判 |
ページ数 | 20ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591147115 |
内容説明
「おおかみが、ふうーっと息を吹きかけると……」
その瞬間、はっぱがふきとび、木々がふきとび、そして屋根までもが飛んでいきます。いったい何が起きるのでしょう? それから先には、どんな展開が待っているのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物語の展開を通じて子どもたちに「予測する力」や「想像力」を育む絶好の教材です。おおかみが「ふうーっと息を吹きかける」たびに何が起こるのか、子どもたちと一緒に考えながら読み進めることで、因果関係を理解する力を養うことができます。また、ストーリーの展開を予測させたり、自分だったらどうするかを話し合ったりすることで、子どもたちの思考力や表現力を引き出す機会にもなります。
さらに、絵本のビジュアル要素も知育に役立ちます。吹き飛ばされる葉っぱや木々、屋根などの描写は、自然や物理現象への興味を持たせるきっかけになります。例えば「風の力ってどれくらい強いんだろう?」「本当に屋根が飛ぶことはあるの?」といった疑問を引き出し、科学的な話題につなげることも可能です。
保育園や幼稚園では、読み聞かせを通じてストーリーの面白さを共有しながら、コミュニケーション力を育てる時間にするのがおすすめです。小学生には、物語の続きを自由に想像して絵や文章で表現させる活動を取り入れることで、創造性や文章力の向上を図ることができます。このように、子どもたちの興味を引き出しながら多角的な学びを促進する一冊として活用してみてください。