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BOOK

【絵本】カミナリこぞうがふってきた

タイトル 【絵本】カミナリこぞうがふってきた
著者
出版年月日 2010/06
判型 B4変型判
ページ数 36ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591118368

内容説明

雨宿りをしようと、丘の上の一本杉の木の下へ駆け込んだ主人公・タケシ。そこへ突然、ものすごい雷が落ちます。そして、なんとカミナリこぞうが一緒に地上へ降りてきたのです!

タケシの家ではその奇妙な訪問者に家族が驚き、学校では大騒ぎに。しかし、タケシは「彼を元の場所に戻してあげたい」という強い気持ちを胸に、懸命に行動を起こします。そしてついに、カミナリこぞうを連れて空の世界へ向かうことに成功します。

空の上に広がる雷さまの国は、タケシがこれまで見たことのない不思議で驚きに満ちた場所。緻密で迫力ある絵が、物語の中で描かれる独創的な世界を鮮やかに表現しています。梅雨の季節にぴったりの、ワクワクするファンタジーです。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、主人公タケシとカミナリこぞうの交流を通じて、友情や思いやり、そして困難を乗り越える勇気を学ぶ絶好の教材です。子どもたちは物語を楽しみながら、他者を助けることの大切さや、未知の世界に踏み出す冒険心を自然に感じ取ることができるでしょう。特にタケシがカミナリこぞうを元の世界に帰すために奮闘する姿は、相手を思いやる心や責任感を育むメッセージとなります。

絵本の中で描かれる雷さまの国の独特な世界観や緻密な絵は、子どもたちの想像力を大いにかき立てます。読み聞かせの際には、絵をじっくり観察しながら「これは何だろう?」と問いかけることで、子どもたちの好奇心や観察力を引き出せるでしょう。また、物語の背景にある天候や雷というテーマをきっかけに、梅雨の季節や自然現象について話し合う時間を設けると、知識の広がりにもつながります。

さらに、タケシが抱える課題を通じて「困ったときにはどう行動するべきか」ということを考えさせる活動もおすすめです。保育園や小学校では、タケシの行動をもとに「もし自分だったらどうする?」といったディスカッションを取り入れることで、子どもたちの思考力や表現力を育むことができます。この絵本は、読後のアクティビティや会話を通じて、感性や学びを深める絶好の機会を提供してくれる一冊です。