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BOOK

【絵本】かなしみのぼうけん

タイトル 【絵本】かなしみのぼうけん
著者
出版年月日 2021/02
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,
ISBN 9784591169438

内容説明

近藤薫美子さんが描く絵本の世界は、自然と命への深い愛情に満ちています。前作『せかいかえるかいぎ』では、さまざまな種類のカエルたちが自然豊かな環境の中でにぎやかに暮らす様子がユーモラスに描かれました。

今回の『かなしみのぼうけん』は、愛する存在との別れをテーマに、心の中で繰り広げられる冒険を繊細に描いた物語です。命が終わっても、その存在を忘れずに心に留めることで、次の日々を共に生きていけるというメッセージが込められています。そして、豊かな自然が生き残った者たちをやさしく包み込み、前を向く力を与えてくれます。

子どもたちも、身近な人やペットの死に向き合うことがあるかもしれません。この絵本は、別れを経験した後も生きることの意味や希望を見つける手助けをしてくれる一冊です。また、絵の中には「ひみつ」が隠されており、ページをさかさまにすると新たな発見が楽しめる仕掛けもあります。

知育や教材で活用する際のポイント

『かなしみのぼうけん』は、子どもたちに「別れ」と「命」について考えるきっかけを与える絵本です。子育て世代の親や教育現場の先生方にとって、特に大切な命の教育に役立つ一冊です。この絵本は、愛する存在との別れをテーマにしながらも、悲しみの中で希望を見つけて前を向く力を子どもたちに伝えてくれます。子どもが身近な人やペットの死に直面する場面で、この絵本を通じて感情を整理し、命の尊さを感じさせることができるでしょう。

また、絵本の中には「ひみつ」が隠されており、ページをさかさまにすることで新たな視点を楽しむ仕掛けがあります。これにより、子どもたちは単に読み聞かせを受けるだけでなく、絵本を自ら探索する楽しさを味わえます。さらに、自然が描かれた豊かなイラストは、命がつながる世界観を視覚的にも伝え、感受性を育む教材としても最適です。このような遊び心と深いテーマが融合した作品は、親子のコミュニケーションやクラスでのディスカッションのきっかけにもなるでしょう。

『かなしみのぼうけん』を通じて、子どもたちの心に寄り添い、命や別れについての考えを深める時間を提供してみてはいかがでしょうか。読むたびに新たな発見があるこの絵本は、子どもたちの心に長く残る大切な一冊となるはずです。