
【絵本】かしこいカメのおはなし
タイトル | 【絵本】かしこいカメのおはなし |
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著者 | フランチェスカ・マーティン,福本 友美子 |
出版年月日 | 2000/12 |
判型 | |
ページ数 | 34ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | |
ISBN | 9784591065945 |
内容説明
アフリカの湖のほとりでは、大きなゾウとカバが力を振りかざし、小さな動物たちは怯えながら暮らしていました。
そんな中、知恵者のカメが一計を案じます。果たして彼はどのようにして、強大なゾウとカバに立ち向かうのでしょうか?
自然の美しさとともに描かれる、心温まるアフリカの民話絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、アフリカの自然を舞台に、知恵と勇気がテーマとなった物語です。子育てや教育の場で活用する際には、強い者が力を誇示するだけではなく、知恵や工夫が重要であることを子どもたちに伝える良い教材となるでしょう。特に、カメがどのようにゾウとカバに立ち向かうのかという場面は、問題解決力や創意工夫の大切さを学ぶきっかけになります。
また、登場する動物たちや自然の美しさが描かれているため、アフリカの生態系や文化に興味を持つきっかけを作ることもできます。絵本を読み聞かせながら、動物や自然についての知識を子どもたちと一緒に深めていくと、学びがさらに広がるでしょう。特に幼稚園や小学校低学年では、動物の特徴や役割について質問を投げかけ、考える時間を作るのも効果的です。
さらに、この絵本のメッセージには「協力」や「共存」の重要性も含まれています。力の強いゾウやカバと小さな動物たちがどのように共に生きる道を見つけていくのかを通して、子どもたちに思いやりや他者を尊重する心を育むことができます。親子の対話やクラスでのディスカッションを通じて、物語の持つ教訓を深く共有してみてはいかがでしょうか。