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BOOK

【絵本】お正月が やってくる

タイトル 【絵本】お正月が やってくる
著者
出版年月日 2018/12
判型 その他
ページ数 32ページ
出版社
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ISBN 9784591160657

内容説明

なおこさんの家に、今年も年の瀬が訪れました。浅草の雷門をくぐり抜け、ガサ市でしめなわやお正月飾りの材料を買い集めるところから物語は始まります。毎年、商店街の一角でお正月飾りを販売するかねこさんの姿も描かれています。

正月飾りの販売を無事に終えると、なおこさんの家族もいよいよ年越し準備に取りかかります。家の大掃除をしたり、おせち料理の買い出しに出かけたりと、大忙しの日々が続きます。そして、ついに新年がやってきて、「あけましておめでとう」の声が響きます。

1月2日には、近所を獅子舞が練り歩き、にぎやかなお正月も一段落。こうして、都会で受け継がれる日本の年末年始の行事が、なおこさん一家の日常を通してユーモアたっぷりに、細やかに描かれています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、日本の伝統的な年末年始の行事を都会の日常生活の中で描いており、知育や教材として非常に有用です。まず、浅草の雷門やガサ市といった場所の描写は、地域の文化や風習に触れる良い機会を提供します。子どもたちにとって、具体的な場所や行事を知ることで、季節感や地域の特色を学ぶきっかけとなります。また、しめなわやお正月飾りといった伝統的なアイテムを題材にしているため、行事の意味や由来を話し合う導入としても活用できます。

さらに、物語を通して大掃除やおせち料理の準備など、家族で協力しながら行う年越しの様子が描かれている点も注目です。このような日常の描写は、子どもたちに家族の大切さや役割分担の重要性を教える良い題材となるでしょう。親子で一緒に読みながら、「お正月の準備でお家ではどんなことをしている?」といった問いかけをすることで、家庭での行事への関心を深めることができます。

また、獅子舞や「あけましておめでとう」といった新年の風景は、伝統文化に親しむ入り口として最適です。保育園や幼稚園、小学校の先生は、この絵本を読み聞かせに利用し、子どもたちと一緒に獅子舞を描いたり、正月飾りを作ったりするアクティビティを行うことで、日本文化への理解をさらに深めることができます。親しみやすいユーモアも交えられているため、楽しく学べる点も魅力です。