
【絵本】おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ
内容説明
夏の夜、小川のそばをのんびり散歩していたおばけのどろんどろん。静かな夜の空気を楽しんでいると、突然、小川のあたりでぴかぴかと光る不思議な存在を見つけました。
それは、どろんどろんが見たこともないような、きらきら輝くおばけでした。どろんどろんは興味津々で近づいていきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの好奇心や探究心を育むのに役立つ内容です。夏の夜という特別な時間や自然の風景を舞台にした物語は、子どもたちに季節感や自然とのつながりを感じさせるきっかけになります。特に「光るおばけ」という不思議な要素は、子どもたちの想像力を引き出し、物語の世界に引き込む力があります。
保育園や幼稚園では、絵本を読み聞かせた後に「どろんどろんが見た光るおばけはどんな感じだったと思う?」と問いかけて、子どもたちが自由に意見を言える時間を設けると、自分の考えを表現する力を養うことができます。また、小学生には、この物語を題材にして、光る生き物(ホタルなど)や夜の自然について調べる活動を組み合わせると、科学的な知識を楽しく学べるでしょう。
さらに、この絵本は「初めて出会うものへの興味」や「新しいことに挑戦する勇気」をテーマにしているとも考えられます。親子で一緒に読みながら「どろんどろんみたいに新しいものを見つけたらどう感じる?」と話し合うことで、子どもたちの内面の感情や考えを深める機会にもなります。静かな夜の雰囲気が描かれているため、寝る前の読み聞かせにも最適な一冊です。