
【絵本】おとうさんといっしょ
内容説明
今日から一週間、おとうさんと二人きりで過ごすことに。けれども、おとうさんは掃除も洗濯も、何をやっても失敗ばかり。家の中はなんだか大変なことに。
だから、ぼくがしっかりしなきゃ!そう思って、ぼくは一生懸命がんばることにしました。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもとお父さんが一緒に過ごす中で、家事や日常の大切さを学び合う物語です。知育や教材として活用する際のポイントとして、まず親子の役割や協力の大切さを話し合うきっかけとして活用できます。お父さんが失敗する場面を通じて、「失敗しても大丈夫」「協力すればうまくいく」というポジティブなメッセージを伝えられます。子どもたちには、お父さんを助けたいと奮闘する主人公を通じて、自主性や責任感の大切さを自然に学べる場を提供できます。
保育園や幼稚園では、家事をテーマにしたごっこ遊びや絵本の読み聞かせと組み合わせると良いでしょう。例えば、掃除や洗濯の場面を再現しながら、子どもたちに「お手伝い」を体験させる活動を取り入れることで、絵本の内容と日常生活を結びつけることができます。また、物語の中でお父さんが失敗する場面では、子どもたちに「どうしたらうまくいくかな?」と問いかけ、問題解決力を養う時間にするのもおすすめです。
さらに、小学生向けの教材としては、物語を読んだ後に「家族の中で自分ができること」を考えるワークシートを作成し、家で実践してみるよう促すと、家庭学習にもつながります。親子で一緒に絵本を読むことで、親自身も子どもの視点に気づける良い機会となり、家庭や教育現場でのコミュニケーションを深める効果が期待できます。