
【絵本】おしりたんてい ププッ おしりたんていが ふたりいる!?
内容説明
「フーム…、においますね」。町で年に一度開かれるお祭りが、今回の事件の舞台です。仮装した人々でにぎわうこの特別な日に、おしりたんていは事件の気配を感じていました。
なんと、おしりたんていにそっくりな人物が現れ、人々にぶつかってはそのまま逃げているというのです。一体、このそっくりさんの正体とは何者なのでしょうか?
おしりたんていが鋭い観察力と推理力で、謎を解き明かしていきます。絵さがしやクイズを楽しみながら、読者も一緒に犯人を追い、事件の真相に迫ることができます。人気シリーズ第6弾のこの絵本で、ぜひ読む人も探偵気分を味わってみてください。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが探偵の視点で謎を解く楽しさを体験しながら、観察力や問題解決能力を育むのにぴったりの教材です。物語の中でおしりたんていが事件を追う過程には、絵さがしやクイズといった参加型の仕掛けが盛り込まれており、読者が主体的に考えながら楽しめる工夫がされています。お祭りという日常に近い舞台設定も、子どもたちが物語に入り込みやすく、想像力を広げる助けとなります。
また、「そっくりさん」や「ぶつかって逃げる」という要素から、子どもたちは「見逃しやすい小さなヒント」を探すことの大切さを学ぶことができます。これにより、注意深く物事を見る習慣や、状況を整理して考える力が育まれるでしょう。さらに、絵本を読みながら親子やクラスで意見を交換することで、コミュニケーション能力や協調性も養うことができます。
シリーズ第6弾という点も魅力で、前作を読んでいる子どもたちはキャラクターへの親しみを深めつつ、新たな事件への興味を持てるでしょう。家庭や教室での読み聞かせや、探偵ごっこをテーマにした活動の導入にもおすすめです。ぜひ、子どもたちと一緒に推理の世界を楽しみながら、知育の時間を充実させてみてはいかがでしょうか。