
【絵本】おしゃべりな絵日記
タイトル | 【絵本】おしゃべりな絵日記 |
---|---|
著者 | アトリエエレマンプレザン |
出版年月日 | 1997/10 |
判型 | B4変型判 |
ページ数 | 44ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591054642 |
内容説明
この絵本のイラストは、ダウン症を持つ子どもたちによって描かれています。
彼らが描く一つひとつの絵には、たくさんの思いや感情が込められており、絵を通じて心の中を自由に語りかけています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ダウン症を持つ子どもたちが描いたイラストで構成されており、子育てや教育現場で多様性を学ぶきっかけとして非常に有益です。まず、子どもたちが描いた絵には、彼らならではの感性や思いが込められており、それを感じ取ることで、子どもたち自身の視野を広げることができます。子どもたちに「この絵を見てどんな気持ちになる?」と問いかけることで、相手の心情を想像する力や共感力を育てることができます。
また、ダウン症の子どもたちが描いた絵であることを伝えることで、自然と「違い」をポジティブに受け入れる土壌を作ることができます。「誰もがそれぞれに素晴らしい個性を持っている」というメッセージを、絵本を通じて子どもたちに伝えることができるでしょう。保護者や先生が一緒にこの絵本を読む際には、「この絵を描いた子は何を伝えたかったのかな?」と一緒に考える対話を取り入れると、さらに学びが深まります。
さらに、この絵本をきっかけに、子どもたち自身が絵を描いてみる活動を織り交ぜるのも効果的です。「自分の気持ちを絵で表現してみよう」といったワークを通じて、自己表現力や創造性を引き出せます。親や教育者がこの絵本を活用する際には、ただ読むだけでなく、そこから対話や活動につなげることを意識することで、より深い学びと成長の機会を提供できます。