
【絵本】うそついちゃった ねずみくん
内容説明
うそつきのきつねくんに引っかかって、たいへんな目にあってしまったねずみくん。慌てたねずみくんですが、やがてそれがうそだったと気づきます。
さて、うそを見破ったねずみくんがとった行動とは……?
「うそをつくとどうなるの?」そんなテーマをやさしく描いた物語。親子や園で一緒に楽しみながら、うその大切さについて考えられる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「うそをつくとどうなるのか」というテーマを通じて、子どもたちに誠実さの大切さを伝えるのに最適な教材です。特に、物語の中でねずみくんがうそを見破り対応する姿は、子どもたちに考える力や問題解決のヒントを与えるきっかけになります。読み聞かせの際には、子どもたちに「ねずみくんはどうしてうそだと気づいたのかな?」や「もし自分がねずみくんだったらどうする?」と問いかけ、物語を一緒に考える時間を設けると良いでしょう。
また、うそをつく場面やその結果を子どもたちと一緒に振り返ることで、「正直でいることが周りの人にどんな影響を与えるのか」を自然に学べます。特に小さな子どもたちは抽象的な道徳の話よりも、具体的なストーリーを通じて理解を深めるため、この絵本のように親しみやすいキャラクターが登場する物語は効果的です。
さらに、この絵本は親子や先生と子どもたちが一緒に楽しみながら学べる作りになっている点も魅力です。読み終わった後には、親や先生自身が「正直にいることで良かった経験」や「うそをついて困ったこと」をシェアすることで、子どもたちにとって「うそ」のテーマをより身近で現実的なものとして感じられるでしょう。