
【絵本】うさぎのペパンとねずみのフワリ ずっと、いっしょに
タイトル | 【絵本】うさぎのペパンとねずみのフワリ ずっと、いっしょに |
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著者 | イングリッド・ゴドン,ブリジット・ミンネ,ほりうちもみこ |
出版年月日 | 2001/10 |
判型 | A4変型判 |
ページ数 | 31ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | |
ISBN | 9784591069752 |
内容説明
雪原で出会ったうさぎのペパンと小さなねずみのフワリ。ペパンはフワリを自分の家へ招き入れ、二人はたちまち親友になります。
しかし、幸せな日々の中、ある日突然、悲しい知らせが二人を襲います。心に優しく寄り添う、温かいベルギーの絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、友情の大切さや心の支えとなる存在について、子どもたちが自然に理解できるように描かれています。特に、ペパンとうさぎのフワリが親友となり、共に過ごす幸せな日々から、突然の悲しい知らせに直面するというストーリーは、感情の起伏をともに体験することで、子どもたちが他者の気持ちに共感する力を育む助けになります。
知育や教材として活用する際には、まず物語の展開に寄り添いながら、子どもたちに「もし自分がペパンやフワリの立場だったらどう感じるか」を問いかけてみましょう。これにより、ただ物語を読むだけではなく、登場人物の心情を考えるきっかけを与えられます。また、悲しい知らせが訪れた後の二人の行動には、困難な状況においても思いやりや支え合う姿勢の重要性が描かれているため、人生の中で直面するさまざまな出来事にどう向き合うべきかを話し合う材料としても最適です。
さらに、絵本の温かいイラストやベルギーらしい柔らかな色彩は、視覚的な癒しを与えるだけでなく、感情を視覚的に理解する力を養う助けにもなります。読み聞かせだけでなく、絵を見ながら自由に感じたことを話す時間を設けることで、感受性や表現力を伸ばすことができます。この絵本は、親子やクラスの中で心を通わせる時間を作り出す素晴らしいツールとなるでしょう。