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BOOK

【絵本】いっしょに いてね

タイトル 【絵本】いっしょに いてね
著者 ,,
出版年月日 2020/05
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,,
ISBN 9784591166680

内容説明

ママは、朝、かわいらしい小さな足音で目を覚まします。でも、まだ布団にくるまったまま。その足音の正体は、いったい誰でしょう?

一方、サラは目を覚ますと、ママに会いたくてママの部屋へ向かいます。しかし、そこにいるはずのママの姿が見当たりません。ベッドには大きな白い布団が広がっているだけ。サラは心配になり、不安な気持ちに包まれてしまいます。

この絵本は、日常の何気ない瞬間を丁寧に切り取り、左のページにはお母さんの視点、右のページには女の子の視点が描かれています。同じ時間、同じ場所にいながら、それぞれ異なることを考えている二人の様子や、離れている間もお互いを想う気持ちが繊細に描かれています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、親子の視点の違いや、心のつながりを優しく描いている点が特徴的です。子育て世代の親や保育園・幼稚園の先生がこの絵本を知育や教材として活用する際は、まず子どもたちと一緒に、左ページと右ページを比較しながら読むことをおすすめします。この構成を通じて、同じ場面でも視点によって感じ方が異なることを具体的に学ぶことができます。例えば、「ママはどうして布団から出ないのかな?」や「サラはどうして不安になったのかな?」と問いかけることで、子どもたちに他者の気持ちを考える力を育むきっかけとなります。

また、物語の背景には親子の愛情が流れており、子どもたちに「離れていても想いはつながっている」という安心感を伝えることができます。読み聞かせの後には、「お母さんやお父さんがいないとき、どんなことを思う?」といった会話を通じて、子どもの内面を引き出してみましょう。さらに、日常生活の中で親子間のコミュニケーションを増やすきっかけにもなります。

この絵本は、日常の些細な瞬間を通じて、親子の絆や共感力を深める絶好の教材です。先生や親御さんが子どもたちと一緒に心温まる時間を共有しながら、自然に感受性や自己表現力を育むことができるでしょう。