
【絵本】あら、たいへん!こんなじかん くるみちゃんはおおいそがし
内容説明
広いお屋敷の屋根裏部屋には、古くから使われてきたおもちゃたちが仲良く暮らしていました。
その中で、お人形のくるみちゃんはみんなのために毎日大忙し! お世話をしたり、困ったことがあれば助けたりと、一生懸命です。
でも、ある日、ちょっとした事件が起きて……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、古いおもちゃたちが協力して暮らす姿や、主人公のくるみちゃんが周囲のために尽力する様子を通じて、助け合いや思いやりの大切さを自然に学べる内容になっています。子育て中の親御さんや教育現場で取り入れる際には、子どもたちに「おもちゃたちのように困っている人にどんなことができるかな?」と問いかけたり、感想を話し合ったりすることで、共感する力や自己表現を育むきっかけとなるでしょう。
また、くるみちゃんが「誰かのために行動すること」の楽しさや大切さを示している点は、子どもたちに自然な形で社会性を学ばせるのに役立ちます。例えば、物語の中でくるみちゃんがどのように仲間を助けたのかを一緒に振り返り、実際の生活で自分たちが同じような行動を取れる場面を考えると、具体的な学びに繋がります。
さらに「ちょっとした事件」の部分では、子どもたちと一緒に物語の展開を予想したり、解決方法を話し合ったりすることで、創造力や問題解決能力を育てることが可能です。この絵本は楽しいストーリーの中に学びの要素が詰まっているため、読み聞かせやグループディスカッションなど、さまざまな形で活用できるでしょう。