
【絵本】アニマルバスと もぐらバス
内容説明
ここは、動物でありながら乗りものでもある、不思議な生きもの「アニマルバス」が暮らす村。まだ見習い中のおっちょこちょいなバス、シーバは、でこぼこ道を走る練習をしていましたが、うっかり大きな穴に落ちてしまいます。すると、その先で出会ったのは、先輩のもぐらバス・モルモルでした。
モルモルはお客さんを大切に思い、走るのもとても上手な頼れる存在。そんなモルモルに憧れたシーバたち見習いバスは、地下にある幼稚園の遠足を手伝うことに! 見習いバスたちとモルモルが繰り広げる、心温まる冒険の物語です。
人気シリーズ第6弾となるこの作品は、動物と乗りものが融合したユニークなキャラクターたちが、一人前のバスを目指して奮闘する姿を描いています。アニメ化もされた「アニマルバス」の世界で、彼らの新たな冒険をお楽しみください。
知育や教材で活用する際のポイント
「アニマルバス」シリーズ第6弾は、動物と乗りものが融合したユニークなキャラクターたちが冒険を通じて成長していく姿を描いた絵本です。この作品は、子どもたちが楽しみながら大切な学びを得られる教材として活用できます。まず、主人公シーバの「失敗から学ぶ」というテーマは、子どもたちが挑戦することの大切さを自然に理解できる内容です。失敗を恐れるのではなく、そこから学び、次に繋げる姿勢を育むきっかけになります。
また、モルモルが見せる「お客さんを大切にする心」や「頼れる存在としての姿」は、思いやりやリーダーシップといった社会性を学ぶ機会となります。幼稚園や保育園、小学校の先生が読み聞かせをする際に、キャラクターの行動を具体例に挙げて、「どうしてモルモルは頼りにされるのかな?」と問いかけるなど、子どもたちと対話を深めることで、より学びが広がるでしょう。
さらに、動物と乗りものが融合したキャラクターたちのユニークさは、子どもたちの想像力を刺激します。物語を読んだ後に「君ならどんなアニマルバスを作りたい?」といった創作活動を取り入れることで、物語体験をアクティブに楽しむことができます。このように、「アニマルバス」は楽しさと学びを両立させた絵本として、家庭でも教育現場でも幅広く活用できる一冊です。