
【絵本】アニマルバスと パンやさん
内容説明
ここは、動物でありながら乗りものの姿を持つ、不思議な生きもの「アニマルバス」たちが暮らす村。見習いパンダバスのファンファンは、くねくねした道を走る練習をしている途中で、きつねさんのパン屋さんを見つけます。そのパンはとてもおいしいのに、なぜかお客さんが全然来ていません。困っているきつねさんを見たファンファンは、「ぼくに何かお手伝いできることはないかな」と考え始めます。
そこで、ファンファンと仲間たちが協力して、パン屋さんを宣伝するための大作戦をスタート!果たして、きつねさんのパン屋さんはにぎやかになるのでしょうか?
◆◆「アニマルバス」とは?◆◆ 「しずくちゃん」「おじぱん」「ばなにゃ」を生み出した株式会社クーリアが制作したキャラクターです。動物と乗りものが融合したユニークな存在のアニマルバスたちは、一人前のバスを目指してさまざまな挑戦をしていきます。このキャラクターたちは、テレビ東京系列の子ども向け番組「きんだーてれび」でアニメ化もされています。
知育や教材で活用する際のポイント
「アニマルバス」の絵本は、子どもたちに協力や思いやりの大切さを学ばせるのにぴったりの教材です。主人公の見習いパンダバス・ファンファンが、困っているパン屋さんのきつねさんを助けるためにアイデアを考え、仲間たちと力を合わせて行動する姿は、幼い子どもたちに「相手の立場に立って考える力」や「チームワークの大切さ」を伝えます。家族や友達、クラスでの人間関係を築く基盤となる、思いやりの心を育むきっかけとして活用できます。
また、絵本の設定が「動物」と「乗りもの」を組み合わせたユニークなキャラクターで構成されている点も魅力的です。子どもたちが親しみやすい要素が詰まっており、想像力を刺激することで、より物語に引き込まれやすくなります。読後には「自分ならどんな方法でパン屋さんを助ける?」といった質問を投げかけることで、発想力や表現力を鍛えるアクティビティとしても活用可能です。
さらに、物語を読み聞かせるだけでなく、アニメ化された「アニマルバス」を視聴することで、子どもたちがストーリーやキャラクターへの理解を深めやすくなります。保育園や幼稚園では、物語を題材にしたごっこ遊びや、パン作りなどの工作・調理活動を組み合わせると、より実践的な学びの場を提供できるでしょう。