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BOOK

【絵本】あいたくなっちまったよ

タイトル 【絵本】あいたくなっちまったよ
著者 ,
出版年月日 2017/08
判型 A4変型判
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784591155127

内容説明

迫力満点の「お父さん絵本」が登場しました! 家で待つ愛する妻と息子のもとへ帰る途中、お父さんやまねこはおいしそうな子ねずみを見つけます。喜々として子ねずみに近づこうとしたその時、よれよれで弱々しい見た目のお父さんねずみが現れます。怯えながらも必死に息子を守ろうとするお父さんねずみ。その姿を見たやまねこの心に、少しずつ変化が生まれていきます……。

「父親のさりげない優しさを描きたかった」と語るきむらゆういち先生が、立場の異なる2匹の父親の心情の変化を絶妙に表現しました。少ない言葉ながらも行間から物語が広がり、読み手を物語の世界へと引き込んでいきます。さらに、竹内通雅先生による大胆な構図と迫力あるイラストが物語を一層引き立てます。やまねこと子ねずみの豊かな表情の変化、そしてお父さんねずみの何を考えているのかわからないような独特の表情との対比も見どころです。

ダイナミックでありながら繊細な魅力を持つこの絵本は、家族での読み聞かせにぴったり。親子で楽しみながら、優しさや親子の絆について考えるきっかけになる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、親子の絆や優しさをテーマにしており、子育て世代や教育現場での知育教材として非常に有用です。物語の中で描かれる2匹の父親の対比を通じて、子どもたちに「家族を守る」という親の気持ちを分かりやすく伝えることができます。読み聞かせの際には、やまねこの心情の変化を一緒に考えたり、お父さんねずみの行動を通じて「親が子どものためにできること」を問いかけることで、子どもたちの想像力や共感力を育むことができます。

また、竹内通雅先生の迫力あるイラストとキャラクターの豊かな表情変化を観察することで、子どもたちの視覚的な感性が磨かれるでしょう。特に、大胆な構図や細部まで描かれた表情の違いを親子で話題にすると、物語の奥深さをより楽しむことができます。「どんな気持ちでこんな表情をしているのかな?」と問いかけることで、子どもの感情を引き出すきっかけにもなります。

さらに、この絵本は家庭だけでなく、保育園や幼稚園、小学校低学年の読み聞かせにも最適です。親や教師が読む際には、親子の役割や思いやりについてグループで話し合う時間を設けると、子どもたち自身が家族の大切さに気づくきっかけになるでしょう。物語の「行間」を感じながら、読む人それぞれが自由に解釈できる点も魅力です。この絵本を通じて、子どもたちに優しさの大切さを自然に伝えることができます。