
【絵本】4だいの小さな機関車
タイトル | 【絵本】4だいの小さな機関車 |
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著者 | ウィルバート・オードリー,レジナルド・ダルビー,桑原 三郎・清水 周裕 |
出版年月日 | 2010/12 |
判型 | A6変型判 |
ページ数 | 63ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2,小3,小4 |
ISBN | 9784591120149 |
内容説明
高山鉄道では、小さな機関車たちが毎日元気に働いています。その中でも、スカーロイとレニアスは頼りになる存在です。彼らは小さいながらも懸命に頑張り、鉄道を支えています。
そんな高山鉄道に、新しい仲間が加わりました。それがピーター・サムとサー・ハンデルです。個性豊かな機関車たちが力を合わせ、高山鉄道をますますにぎやかにしていきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、小さな機関車たちが力を合わせて働く姿を描いており、子どもたちに協力や努力の大切さを自然に伝えることができます。特にスカーロイとレニアスのように、たとえ小さくても仕事に懸命に取り組む姿は、子どもたちに「自分も頑張れば誰かの役に立てる」という自己肯定感を育むきっかけになるでしょう。
また、新しく加わった仲間であるピーター・サムとサー・ハンデルの登場は、個性の違いを認め合いながら協力することの大切さを教える良い題材です。保育や教育現場では、この物語を通して、グループ活動や友達との交流における多様性の受け入れ方を話し合ったり、劇遊びとして再現したりすることで、子どもたちに実践的な学びを提供できます。
さらに、鉄道や機関車というテーマは、機械や交通に興味を持つきっかけにもなります。絵本を読みながら「どうやって機関車は動くの?」「鉄道はどんな仕組み?」といった話題を広げ、科学や技術への関心を引き出すことも可能です。親子での読み聞かせや先生と子どもたちの対話を通じて、物語の背景にある学びを深める工夫をしてみてください。