
【絵本】4だいの小さな機関車
タイトル | 【絵本】4だいの小さな機関車 |
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著者 | ウィルバート・オードリー,レジナルド・ダルビー,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 63ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168615 |
内容説明
高山鉄道では、元気いっぱいで働き者のスカーロイとレニアスという、小さな機関車たちが活躍しています。そんな彼らのもとに、新しい仲間としてピーター・サムとサー・ハンデルがやってきました。小さくても一生懸命に頑張る彼らが繰り広げる物語が描かれています。
この絵本は「汽車のえほん」シリーズの新装版で、きかんしゃトーマスの物語の原点ともいえる一冊です。収録されているのは、『スカーロイのおもいで』『機関車サー・ハンデル』『ピーター・サムのしっぱい』『スカーロイのかつやく』の4つのお話。読めば、小さな機関車たちの友情や努力に心が温まるでしょう。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、小さな機関車たちが困難に立ち向かいながらも仲間と協力し合い、一生懸命に取り組む姿を描いています。そのため、子どもたちに努力や友情の大切さを伝える教材として最適です。特に、ストーリーを通じて「諦めない心」や「助け合いの精神」を自然に学べる点が大きな魅力です。また、キャラクターそれぞれの個性が物語を通じて際立っており、子どもたちが自分自身や周りの人々の特性を理解するきっかけにもなります。
さらに、絵本に収録されているエピソードは、4つの短いお話に分かれているため、集中力が続きにくい年齢の子どもたちにも読み聞かせしやすい構成です。それぞれの話が完結しているので、1回の読み聞かせの時間を調整しやすい点も保育や学習の現場で役立つでしょう。また、物語の中で描かれる冒険や失敗、成功のプロセスが、子どもたちの感受性や想像力を育む効果も期待できます。
「きかんしゃトーマス」の原点ともいえるこの絵本は、親子のコミュニケーションツールとしても活用可能です。読み聞かせを通じて、子どもたちと感想を共有したり、キャラクターたちの行動について話し合ったりすることで、親子の絆を深める機会を作ることができます。幼児から小学生まで幅広い年代に対応できる内容であり、保育園や小学校の教材としても重宝する一冊です。