
【絵本】3だいの機関車
タイトル | 【絵本】3だいの機関車 |
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著者 | ウィルバート・オードリー,レジナルド・ダルビー,桑原 三郎・清水 周裕 |
出版年月日 | 2010/12 |
判型 | A6変型判 |
ページ数 | 63ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2,小3,小4 |
ISBN | 9784591120057 |
内容説明
「きかんしゃトーマス」の原点ともいえる『汽車のえほん』シリーズが誕生して65年。記念すべき第1作『3だいの機関車』(1945年)は、イギリス中の子どもたちに愛される人気絵本となりました。
物語には、働き者で真面目なエドワード、威張りん坊のゴードン、そして雨が大嫌いなヘンリーという個性豊かな3台の機関車が登場します。この絵本の成功をきっかけに、『汽車のえほん』シリーズは全26巻まで続き、多くの国で幅広い支持を集めるロングセラーとなりました。
知育や教材で活用する際のポイント
『汽車のえほん』シリーズ第1作『3だいの機関車』は、個性豊かなキャラクターと物語を通じて、子どもたちに多くの学びを提供できる絵本です。働き者のエドワード、威張りん坊のゴードン、雨嫌いのヘンリーといったキャラクターたちの行動や性格を観察することで、子どもたちは「協力」「努力」「個性を尊重すること」の大切さを自然に理解することができます。
この絵本を知育に活用する際は、まず物語を読み聞かせながら、キャラクターがどのように行動し、どんな結果を得たのかを子どもたちと一緒に考える時間を設けるのがおすすめです。例えば、エドワードの働きぶりを見て「どんな気持ちで頑張っているのかな?」と問いかけたり、ゴードンの威張る態度について「みんながどう感じたかな?」と話し合ったりすることで、子どもたちの感受性や思いやりの心を育てることができます。
また、物語に登場する機関車たちの「得意なこと」「苦手なこと」に注目し、子どもたちに自身の得意・不得意を考えさせるアクティビティを取り入れるのも良いでしょう。これにより、自己理解を深める機会を提供でき、個性への自信を育むきっかけとなります。親や先生が楽しく対話をしながら絵本を活用することで、子どもたちの社会性や人間関係スキルを自然に伸ばしていくことができるでしょう。