
【絵本】100さいの機関車
タイトル | 【絵本】100さいの機関車 |
---|---|
著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎・清水 周裕 |
出版年月日 | 2010/12 |
判型 | A6変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2,小3,小4 |
ISBN | 9784591120248 |
内容説明
100さいのお誕生日を迎えた機関車スカーロイ。そんな特別な日に、スカーロイは自分がこの鉄道にやってきたばかりの頃の思い出を、みんなに語ります。
長い年月を走り続けてきたスカーロイが、どんな冒険や経験をしてきたのか。その物語は、これから先も受け継がれていく大切なものです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、100歳の誕生日を迎えた機関車スカーロイが、自身の経験や冒険を振り返る物語を通じて、子どもたちに大切な価値観を教えてくれる内容となっています。絵本を知育や教材として活用する際には、まずスカーロイが長い年月をかけてたくさんの経験を積み重ねてきたことに注目し、「努力」や「継続することの大切さ」を子どもたちに伝えることができます。物語を一緒に読みながら、「スカーロイが大変だったけれど頑張ったことは何かな?」と問いかけることで、自然と子どもたち自身の経験と照らし合わせられる機会を作りましょう。
また、スカーロイの物語には「思い出を語り継ぐ」というテーマも含まれています。家族や友達との思い出を大切にする気持ちや、過去の出来事から学ぶことの意味を考えさせるきっかけとして活用できます。例えば、保育園や学校の活動で「自分の思い出」を絵や言葉で表現する時間を作ると、子どもたちの創造力や表現力を育む場としても役立つでしょう。
さらに、スカーロイの物語を通じて、年齢や経験の異なる存在への「尊敬」や「感謝」の気持ちを育むことも可能です。「スカーロイみたいに長く頑張っている人って、みんなの周りにはいるかな?」と問いかけ、祖父母や地域の人々との交流につなげることで、実生活での学びにも広げられます。この絵本を通じて、物語の魅力を楽しむだけでなく、子どもたちの心を育む多彩な活動に活用してみてください。