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BOOK

【絵本】(大型絵本)かたあしだちょうのエルフ

タイトル 【絵本】(大型絵本)かたあしだちょうのエルフ
著者
出版年月日 2004/11
判型 その他
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591083161

内容説明

かつてライオンとの戦いで片足を失っただちょうのエルフは、それでも強くたくましく生きていました。ある日、エルフは黒ひょうが仲間の子どもたちを襲おうとする場面に遭遇します。その時、エルフは自らの体を張って子どもたちを守ろうと立ち向かいます。

エルフの勇敢な行動は、仲間たちを救うだけでなく、自分自身の運命も大きく変えることとなります。戦いの末、エルフは大きな木へと姿を変え、永遠の命を得るのでした。その木は、エルフの勇気と優しさを象徴する存在として、いつまでも仲間たちを見守ります。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、勇気や自己犠牲、そして他者への思いやりといった大切な価値観を子どもたちに伝える教材として最適です。主人公のだちょう・エルフは、身体的なハンディキャップを抱えながらも仲間を守るために立ち向かう姿を通じて、「どんな困難があっても自分にできることがある」という希望を教えてくれます。この物語を読み聞かせる際には、エルフの行動や気持ちについて子どもたちと一緒に考える時間を設け、勇気ある行動が周囲にどんな影響を与えるのか話し合うことが効果的です。

また、エルフが最終的に大きな木に姿を変えるという展開は、命の循環や永続的な存在としての意義を感じさせます。これをきっかけに、自然や命の大切さについて話を広げることもできます。例えば、エルフの木が仲間たちをどのように見守っていくのかを想像させることで、子どもたち自身が他者を支える存在であることを考えさせることができます。

さらに、この絵本は障がいを持つ人々への理解や共感を深める題材としても活用できます。エルフが片足を失っても自信を持って生きる姿を通じて、子どもたちに多様性や個々の強さを受け入れる心を育むきっかけとなるでしょう。物語を読むだけでなく、エルフのように「自分ができること」を考えたり、自己表現やグループ活動で実践したりする場を作ると、子どもたちの成長により良い影響を与えることができます。