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BOOK

【絵本】平和の種をまく

タイトル 【絵本】平和の種をまく
著者
出版年月日 2006/05/31
判型 A4変
ページ数 44ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784265006281

内容説明

誰も望んでいなかったはずの戦争が、気づけば始まってしまったボスニア。かつて敵として争い、命を奪い合った民族たちが、戦後10年を経て共に農園で働きながら、再び心を通わせていく姿を描いた写真絵本です。

緑豊かな農園で育まれる人々のつながりを通して、戦争の悲しみを超えた希望や再生の物語が伝えられます。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、戦争の悲劇とその後の再生を描いた物語であり、子どもたちに「平和」や「共生」について考えるきっかけを与える教材として最適です。特に、異なる背景や価値観を持つ人々が協力し合う姿は、他者を尊重する大切さを教える場面で役立ちます。幼い子どもたちに平和の重要性を伝えるのは難しいことですが、この絵本では、農園という身近で親しみやすい舞台を通じて、感情移入しやすい物語が展開されています。

保育園や幼稚園では、絵本の美しい写真を見ながら、子どもたちと一緒に「助け合うこと」や「友達と仲良くすること」について話す活動が効果的です。小学生には、戦争の背景や民族の違いについて簡単に説明しながら、この物語に登場する人々がどのようにして心を通わせていったのかを考えさせるディスカッションを取り入れると、より深い学びにつながるでしょう。

また、家庭で読み聞かせをする際には、親子で「困ったときはどう助け合えるか」「どんなときに人と仲直りした経験があるか」といった話題を共有することで、子ども自身が日常の出来事と絵本のテーマを結びつけて考えられるよう促しましょう。この絵本は、子どもたちの心に希望の種をまき、平和や共生の価値観を育む大切な一冊です。