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BOOK

【絵本】わたしは地下鉄です

タイトル 【絵本】わたしは地下鉄です
著者 ,
出版年月日 2023/11/30
判型 その他・規格外
ページ数 60ページ
出版社
対象年齢 ,,,,
ISBN 9784265852178

内容説明

ソウルの街を巡る地下鉄2号線。そこには、さまざまな人々が日々乗り込んできます。スーツ姿のサラリーマン、海女として働くおばあさん、親子で出かける家族、試験に向かう学生、さらには物を売るおじさんまで――。駅ごとに変わる乗客たちの姿が、地下鉄を通して語られます。

地下鉄という視点から、人々の暮らしや人生が映し出される物語です。市井の人々のさまざまな場面が描かれ、読者はそのドラマに心を寄せることができるでしょう。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、ソウルの地下鉄2号線を舞台にしながら、人々の多様な生活や人生の一場面を描き出しています。そのため、子どもたちに「他者の生活や視点を想像する力」を育む教材として活用することができます。例えば、登場するサラリーマンや学生、親子など、それぞれのキャラクターがどのような一日を過ごしているのかを一緒に考えたり、話し合ったりすることで、子どもたちの共感力や想像力を引き出すことができます。

また、この絵本は「地域や社会についての興味を広げる」きっかけにもなります。地下鉄という共通の公共空間がどのように人々の日常生活をつないでいるのかを知ることで、子どもたちは自分たちの周りの世界に対して関心を持つようになるでしょう。さらに、物語の舞台が外国の都市であるため、異文化理解の第一歩としても役立ちます。ソウルという都市の特徴や日本との違いについて調べたり、地図を用いて位置を確認したりする活動も良いでしょう。

最後に、この絵本は「日常の中にある小さなドラマ」を発見する楽しさを教えてくれます。読み聞かせの後に、子どもたちが普段利用する電車やバス、または街中で見かける人々について話し合う時間を設けると、観察力や表現力を伸ばす機会になります。このように、子どもたちが身近な世界に目を向け、他者を理解する心を育む教材として、非常に有用な一冊です。