
【絵本】わたしのおひなさま
内容説明
ももちゃんは、おばあちゃんやおかあさんと一緒におひなさまを川に流していました。楽しいひとときが続く中、突然、不思議なことが起こります。
なんと川の水の中から手が伸びてきて、ももちゃんのおひなさまをつかむと、そのまま取られてしまったのです!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ももちゃんの体験を通じて、伝統行事や自然の不思議さに触れることができる内容となっています。子育て世代の親や保育園・幼稚園、小学校の先生にとって、子どもたちが日本の文化や季節ごとの行事に興味を持つきっかけとして活用できます。特に、ひな祭りの行事や「ひな流し」の習わしについて話題を広げるのに役立つでしょう。子どもたちに「どうしておひなさまを川に流すの?」と問いかけることで、行事の背景に触れる機会を作ることができます。
また、川の中から手が出てくるという不思議な展開は、子どもたちの想像力や好奇心を刺激します。この場面を通じて、自然や水辺に住む生き物、さらには想像上の存在について話し合う時間を設けるのも良いでしょう。「もし自分だったらどうする?」と問いかけることで、感情表現や問題解決の力を育むことにもつながります。
さらに、絵本のストーリーに沿って、子どもたちと一緒にひな人形を作ったり、川や水に関する実験を行ったりするアクティビティを取り入れると、学びがより深まります。物語を通じて文化や自然、そして子どもたち自身の感性を育む教材として、ぜひ活用してみてください。