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BOOK

【絵本】わかがえりの水

タイトル 【絵本】わかがえりの水
著者 ,
出版年月日 2011/12/30
判型 A4変
ページ数 28ページ
出版社
対象年齢
ISBN 9784265080090

内容説明

山で出会った不思議なわき水を口にしたおじいさん。すると、たちまち若返り、元気な姿になって家へ戻ってきました。その姿を見たおばあさんは驚くと同時に、うらやましい気持ちでいっぱいに。

どうしても自分も若返りたいと思ったおばあさんは、さっそく山へ向かうことにしました。そして、ついにわき水を見つけると、夢中になってたくさん飲み始めます。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、物語を通じて欲望や欲張りすぎることの危うさ、そしてちょうど良いバランスの大切さを学べる内容となっています。子どもたちにとっては、興味深いストーリーの中で自然と教訓を得られる点が魅力です。

保育園や幼稚園では、この絵本を読み聞かせた後に、「欲しいものがたくさんあるとき、どうすればいいか」をテーマに話し合う時間を設けると良いでしょう。また、わき水という自然の要素を含む物語なので、自然との関わりや感謝についても考えるきっかけを作ることができます。

小学生の場合は、ストーリーの中でおばあさんの行動に着目し、「おじいさんとおばあさんの違い」を考える活動を取り入れると、より深い理解に繋がります。例えば、「おばあさんが夢中になって飲んでしまった理由」や「どうすればおばあさんの気持ちを変えられたか」といった質問を投げかけ、意見交換を行うと良いでしょう。

さらに、親子で読む際には「もし自分が同じ状況だったらどうするか?」と問いかけると、親子で価値観を共有する貴重な時間となります。こうした対話を通じて、子どもたちに物事の適度さや慎重さの大切さを伝えるきっかけとして、この絵本を活用してみてください。