
【絵本】リタとナントカのピクニック
タイトル | 【絵本】リタとナントカのピクニック |
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著者 | オリヴィエ・タレック,こだましおり,ジャン=フィリップ・アルー=ヴィニョ |
出版年月日 | 2010/10/29 |
判型 | B5変 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265069163 |
内容説明
リタとナントカは、仲良くピクニックに出かけました。楽しい時間を過ごしていたふたりですが、突然、空から雨が降り出します。
リタは急いで雨宿りをしますが、気がつくとそばにいるはずのナントカが見当たりません。いったいどこへ行ってしまったのでしょう?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが日常生活で直面するような「困難」や「問題解決」をテーマにしており、知育や教材として非常に有効です。まず、リタとナントカがピクニックを楽しむ場面では、自然や日常の楽しさを描き、子どもたちに「観察力」や「好奇心」を育むきっかけを与えます。一緒に楽しむことの大切さも教えてくれるので、友だちとの関わり方を考える良い機会となるでしょう。
そして、雨が降り出すという予期せぬ出来事や、ナントカがいなくなるという問題が発生します。この展開は、子どもたちに「困ったときにどうするか」を考えさせる絶好の教材です。読み聞かせを通じて、「リタはどんな気持ちだったと思う?」「君ならどうする?」と問いかけることで、共感力を育み、自己表現の練習にもつながります。
また、雨宿りやナントカを探す行動は、子どもたちに「冷静に解決策を考える力」や「問題解決のプロセス」を伝えることができます。最後までストーリーを通して読めば、安心感や達成感を味わい、読後の感想を共有することでコミュニケーション能力も養えます。この絵本を通じて、楽しいだけでなく、心の成長にも繋がる時間を提供してください。