
【絵本】リタとナントカのおきゃくさま
タイトル | 【絵本】リタとナントカのおきゃくさま |
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著者 | オリヴィエ・タレック,こだましおり,ジャン=フィリップ・アルー=ヴィニョ |
出版年月日 | 2010/11/29 |
判型 | B5変 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265069187 |
内容説明
リタの家に初めてお友だちが遊びに来ることになりました。リタは楽しい時間を過ごそうと、いろいろな遊びを考えてワクワクしています。
でも、どうもお友だちの様子が自分の想像とは少し違うみたい。計画通りにはいかなくて、リタはちょっと困ってしまいます。
やっぱりナントカと遊ぶのが一番かな?と思ったのですが…さて、リタとお友だち、そしてナントカはどんな時間を過ごしたのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、初めての「お友だちとの遊び」にワクワクするリタが直面する小さな困難と、それを乗り越える過程を描いています。知育や教材として活用する際には、「他者との関わり方」や「柔軟な対応力」を育む場面として注目することがポイントです。子どもたちが自分の期待や計画が思い通りにいかなかった時、どのように気持ちを整理し、相手と新たな関係を築けるのかを考えるきっかけになります。
特に、リタが「計画通りにいかない状況」に困りながらも、相手の様子を観察し、結果的に楽しい時間を共有する姿は、共感力や問題解決能力を養う教材として有効です。読み聞かせを行う際には、「リタはどうして困ったのかな?」「お友だちはどんな気持ちだったと思う?」といった質問を投げかけることで、子どもたち自身の考えや気持ちを引き出し、対話を深めることができます。
また、「ナントカ」との遊びが物語にどのように影響したかも重要なポイントです。これを通じて、子どもたちに「自分が好きなことを相手とどう共有できるか」を考えさせたり、「新しい遊びを一緒に作り出す楽しさ」に気づかせることができます。親や先生がこの絵本を活用する際は、子どもたちが物語を自分自身の経験に結びつけられるようサポートすることが大切です。