
【絵本】リタとナントカのおかいもの
タイトル | 【絵本】リタとナントカのおかいもの |
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著者 | オリヴィエ・タレック,こだましおり,ジャン=フィリップ・アルー=ヴィニョ |
出版年月日 | 2010/10/29 |
判型 | B5変 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265069170 |
内容説明
今日はお買い物の日。いつもならナントカはお留守番のはずでしたが、静かにできるなら一緒に行ってもいいということになりました。
バスに乗っている間、ナントカは約束通りおとなしくしていました。ところが……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが「約束を守ること」の大切さや、予想外の出来事への対応力を学ぶ良い教材になります。主人公のナントカが、お買い物という日常的な場面で約束を守ろうとしつつも、思わぬ展開に巻き込まれる姿は、子どもたちにも共感しやすい内容です。絵本を読み聞かせながら、子どもたちと「約束をする意味」や「トラブルが起きた時にはどうすればいいか」について話し合うきっかけを作ることができます。
また、バスに乗っている場面を通じて、公共の場でのマナーについても自然に教えられる点が魅力です。例えば、「静かにする約束」とはどのようなことか、具体的に考えさせることで、子どもたち自身が日常生活での行動を見直す機会になります。実際の生活に結びつけることで、学びを定着させやすくなるでしょう。
さらに、静かにしていたナントカが「ところが……」の展開を迎える部分では、予測する力や想像力を育む活動にも活用できます。子どもたちに「次に何が起きると思う?」と問いかけることで、物語への関心を深めつつ、発想力や表現力を養うことができます。親や先生が絵本の内容を日常生活と関連付けて、子どもたちと対話を楽しむことが、この絵本を最大限に活用するポイントです。