
【絵本】リタとナントカ がっこうへいく
タイトル | 【絵本】リタとナントカ がっこうへいく |
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著者 | オリヴィエ・タレック,こだましおり,ジャン=フィリップ・アルー=ヴィニョ |
出版年月日 | 2009/09/30 |
判型 | B5変 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,小学校低学年 |
ISBN | 9784265069149 |
内容説明
先生から「学校にぬいぐるみなどを持ってきてはいけません」と注意されました。でも、リタは大好きなナントカをどうしても一緒に連れて行きたくて、ランドセルの中に隠してしまいます。
リタとナントカが繰り広げる、心温まる日常を描いたシリーズの第4弾。このほのぼのとした物語で、ふたりの絆と学校でのちょっとした冒険が楽しく描かれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちがルールと自己表現の間で葛藤する姿を描いており、知育や教材として非常に活用しやすい内容です。まず、リタが「学校にぬいぐるみを持ってきてはいけない」というルールを破ってしまう場面は、子どもたちに「ルールとは何か」を考えるきっかけを与えます。「なぜルールがあるのか」「守るべき場合と、そうでない場合の違い」を話し合う題材として活用できます。
また、リタが大好きなナントカをこっそり連れていく行動は、子どもたちの「好きなものを大切にしたい」という気持ちに共感を呼びます。ここでは、自己表現や感情を尊重することの大切さを教えるチャンスになります。親や先生が「あなたが大事にしているものは何?」と子どもに問いかけたり、クラス全員で自分の大切なものを紹介し合ったりする活動を通じて、相手の気持ちを理解する力を育むことができます。
さらに、リタとナントカの「学校での冒険」は、日常の中での小さな楽しみや発見を描いており、子どもたちが身近な環境での創造力や探究心を育むヒントとなります。この絵本を読むことで、子どもたちが学校生活をより前向きに捉えられるようになるでしょう。親子の読み聞かせや授業の一環として取り入れることで、子どもたちの感受性や社会性を豊かにする一冊として活用できます。