
【絵本】やまのおんがく
内容説明
うさぎに案内されて山の中を進んでいくと、そこにはさまざまな音が響いています。風が梢を揺らす音や、川が流れるせせらぎ、そして鳥たちの美しいさえずり。山の中は音楽にあふれているんですね。
さらによく目を凝らしてみると、あちこちに動物たちが隠れているのが見えてきます。そんな山の音や生き物たちの姿に、思わず心が弾むひとときです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然の中に広がる音や動物たちの姿を楽しむことで、子どもたちの感性や観察力を育む絶好の教材です。まず、読み聞かせを通じて「音」に意識を向ける体験をさせてみましょう。絵本に登場する風や川の音、鳥のさえずりを一緒に表現したり、聞き分けたりすることで、子どもたちが自然の音に興味を持ち、自ら耳を傾けるきっかけを作ることができます。
さらに、絵本に描かれた動物や自然の風景を観察する活動もおすすめです。「どんな動物が隠れているのかな?」と問いかけながら一緒に探すことで、子どもの集中力や観察力を養えます。実際の散歩や自然体験に絵本の内容をつなげると、子どもたちはより深く自然の魅力を感じるでしょう。
また、この絵本は感情表現や言葉の発達を促すツールとしても活用できます。子どもたちに「どんな音が好き?」「どんな気持ちになる?」と質問することで、想像力を広げたり、自分の感情を言葉で表現する練習にもなります。親子やクラスでの対話を通じて、自然を楽しむ心とともに、豊かなコミュニケーション力を育てていきましょう。