【絵本】モーディとくま

内容説明

モーディは、くまさんに向かっていつも少しわがままを言います。でも、くまさんはその全てをやさしく受け止めてくれます。

おしゃまなモーディと心の広いくまさん。仲良しの二人は、今日も楽しい時間を過ごしているようです。どんなやりとりが繰り広げられるのでしょうか？

★オーストラリア児童図書賞を受賞した心温まる物語。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、わがままを言うモーディと、それをやさしく受け止めるくまさんのやりとりを通じて、子どもたちに「受容」と「共感」の大切さを伝える絶好の教材です。モーディの少しおしゃまな言動には、子ども自身が共感しやすい要素が詰まっており、読みながら自然と自分の行動を振り返るきっかけとなります。

また、くまさんの寛容な態度は、親や保育者が子どもと接する際の理想的なモデルとなるでしょう。たとえば、子どもがわがままを言ったり感情をぶつけたりする場面で、まずはその気持ちを受け止めることの大切さを、この物語から学ぶことができます。親子で一緒に読むことで、感情の表現や他者への思いやりについて自然に話し合うきっかけにもなります。

さらに、登場人物のやりとりを保育や授業の中でロールプレイとして取り入れることで、子どもたちが他者の気持ちを想像する力を育むことができます。オーストラリア児童図書賞を受賞した心温まるストーリーは、子どもたちに安心感を与えながら、感情教育や社会性の発達を促す優れた絵本といえるでしょう。