
【絵本】まめさん こめさん おふろのひ!
内容説明
いんげんまめ、そらまめ、くろまめ、そばのみ、あわのみ、むぎ、はくまい、くろまい、あずき、もちごめ……。色も形も異なる個性豊かなまめさんとこめさんたちが、今日は銭湯〈かまのゆ〉へやってきました。
お風呂の日とあって、ご一行は大はしゃぎ。まずは体をゴシゴシ洗い、熱いお湯にゆっくり浸かります。さらに、ひんやりした水風呂でリフレッシュ。そして仕上げは、ぽかぽかと温まる蒸し風呂!
まめやこめたちが楽しむ、そんなにぎやかなお風呂のひとときが描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、まめやこめといった食材たちが主役となり、銭湯での楽しいひとときを描いたユニークな物語です。知育や教材として活用する際には、食材への親しみや興味を育むことを目的に活用するのが効果的です。物語に登場するいんげんまめやそらまめ、はくまいやもちごめなど、さまざまな種類の穀物や豆が紹介されており、これをきっかけに食育の話題を広げることができます。
子どもたちと一緒に絵本を読みながら、登場する食材の名前や特徴を確認したり、実際にその食材を手に取って見せたりすると、理解が深まります。また「まめさんやこめさんはどこから来たのかな?」といった問いかけを通じて、農業や食卓に届くまでの過程を考えるきっかけにもなります。さらに、個性豊かなキャラクターを通じて「みんな違ってみんないい」という多様性の大切さを伝えることもできます。
また、銭湯での楽しげなシーンを通じて、衛生面や入浴の大切さを話題にするのもよいでしょう。「体をしっかり洗うこと」「お湯に入るとリラックスできること」など、日常生活の習慣を学ぶきっかけにもなります。保育園や幼稚園、小学校の読み聞かせや食育のプログラムにぜひ取り入れてみてください。