
【絵本】ほんのむこうへ
内容説明
6人の登場人物が手に取った物語の本。その内容は、魔法で美しいドレスを身にまとった女の子が、馬車に乗ってお城へ向かうというものです。
しかし、絵をじっくり見てみると、物語を読んでいる6人の中に見覚えのある顔が…。よく見ると、日本や世界の有名な童話のキャラクターたちも物語の中にひっそりと紛れ込んでいるのです。
絵の中に潜む彼らを見つけながら、物語の世界をさらに楽しんでみませんか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物語を楽しむだけでなく、子どもたちの観察力や想像力を育む教材として活用できます。まず、登場人物や背景に隠れた有名な童話のキャラクターを探すことで、注意深く絵を見る力が養われます。子どもたちは「どこかな?」と探す過程で集中力を高め、発見したときの喜びが学びへの意欲を引き出します。
また、見つけたキャラクターについて「どの物語から来たのかな?」と話し合うことで、知識の整理や言語能力の向上にもつながります。例えば、シンデレラや赤ずきんなどを見つけたら、その物語の内容や特徴を話題にすることで、物語の理解や記憶が深まり、さらに関連する新しい本への興味を引き出すきっかけにもなります。
さらに、子どもたちが物語の登場人物になりきって、自分ならどんな行動をするのか考える「ごっこ遊び」や創作活動もおすすめです。こうした活動は、自己表現力や共感力を育む効果があり、感受性を豊かにします。この絵本は、読み聞かせやグループ活動にも適しており、親子やクラスメートとのコミュニケーションを深めるアイテムとしても大いに役立つでしょう。