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BOOK

【絵本】ぼくがいっぱい

タイトル 【絵本】ぼくがいっぱい
著者
出版年月日 2005/04/30
判型
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,
ISBN 9784265069576

内容説明

おかあさんに「宿題をしなさい」と言われたり、「歯医者にも行きなさい」と言われたり、「犬の散歩だってしなさい」と次々に頼まれるぼく。毎日こんなふうに言われるのは、もううんざりだ。

「ああ、ぼくがもっとたくさんいたらいいのになあ」と思ったそのとき、不思議なことが起こった。どこからか「はーい」という声が聞こえてきたんだ。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもが日常生活で抱えがちな「やらなければならないこと」への葛藤や、それに対する想像力あふれる解決策を描いています。子育て世代の親や教育現場で活用する際には、まず子ども自身が「自分に求められる役割」について考えるきっかけを与える教材として役立てることができます。「たくさんの自分がいたらいいのに」という発想を通じて、子どもたちが自分の時間ややるべきことをどう捉えているのかを話し合う場を設けると良いでしょう。

また、物語の中で主人公が感じる「うんざり」という気持ちは、子どもたちにとって非常に共感しやすいものです。親や先生は、この感情に寄り添いながら「どうすれば楽しくやれるかな?」などポジティブな視点での対話を促すことが重要です。子どもたちが自分の気持ちを言葉にする練習にもつながり、感情の表現力を育む機会となります。

さらに、この絵本を読み聞かせた後には、子どもたちに「もし自分がもっとたくさんいたら、どんなことをしたい?」と質問し、自由に意見を出し合う時間を設けるのもおすすめです。想像力を伸ばすだけでなく、現実的に「自分にできること」を考えさせる一歩にもなります。このように、この絵本は感情理解や想像力、自己管理の学びに活かせる一冊です。