
【絵本】ぽぉ ぽぉ ぽぉ ってどんないみ?
内容説明
ウサトは、今日もリスンとおしゃべりすることができませんでした。ウサトの言葉はリスンに伝わらず、リスンの言葉もウサトには理解できないのです。
言葉が違うと話が通じないのは当たり前。でも、だからといって、わかりあうことができないわけではありません。
お互いの気持ちを知るためには、言葉だけではない大切な方法があるのかもしれません。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、言葉の壁を超えたコミュニケーションの大切さを教えてくれる物語です。子育てや教育の現場で活用する際には、「相手の気持ちを理解しようとする姿勢」の重要性を子どもたちと一緒に考えるきっかけとして活用できます。ストーリーを通じて、言葉が通じない状況でも、お互いを理解し合う方法があることに気づかせることができます。
例えば、読み聞かせの後に「言葉以外で気持ちを伝える方法って何があるかな?」と問いかけることで、子どもたちがジェスチャーや表情、行動を使って気持ちを伝える力を育むことができます。また、他者との違いを受け入れる大切さを学ぶ教材としても効果的です。「違う言葉を話す人とどうやって仲良くなれるだろう?」と考えることで、多文化理解や共感力を養う学びへとつなげられるでしょう。
さらに、保護者や先生が子どもたちに対して共感的なコミュニケーションを実践する一助にもなります。日常生活で言葉がすれ違う場面があった時、この絵本の内容を思い出し、「どうしたら気持ちを伝えられるかな?」と一緒に考えることで、子どもたちの心を育むサポートができます。