
【絵本】フルーツがきる!
内容説明
すいか畑から突然姿を消してしまったすいかたち。その謎を追うのは、果物たちの世界で評判のフルーツ侍たち!
にっくき悪党、だいだいかんの仕業に立ち向かうのは、いちごや、りんごのしん、なしえもん、そしてかきのすけの3人。果物たちの力を合わせ、悪を討つために大奮闘します。
ドキドキの展開が待ち受ける、楽しくて痛快な時代劇絵本です。果物侍たちの活躍に目が離せません!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、果物たちが主人公の時代劇というユニークな設定と、ワクワクする物語が子どもたちの心をつかむ一冊です。ストーリーを通じて、協力することや困難に立ち向かう勇気の大切さを自然と学ぶことができます。例えば、果物侍たちが力を合わせて悪党に立ち向かう姿は、子どもたちに「仲間と助け合うことの大切さ」を伝える良い教材となるでしょう。
また、登場するキャラクターがいちごやりんご、なし、かきといった身近な果物であるため、子どもたちの興味を引き出しやすい点も魅力です。絵本を読み聞かせる際には、果物の名前や特徴について話し合ったり、実際に果物を見たり食べたりする活動と組み合わせることで、食育にもつなげることができます。さらに、物語の展開やキャラクターの台詞を通して、子どもたちの想像力や言葉の力を育むことも期待できます。
保育園や幼稚園では、絵本を読み終えた後に「自分ならどんな果物侍になりたいか」を考えさせる活動や、簡単な劇遊びに発展させると、さらに創造的な学びにつながります。小学生には、物語の中の「悪党と正義」のテーマについてディスカッションを行い、自分たちの考えを表現する場を作ると、道徳的な理解を深めるきっかけになります。