
【絵本】ふみきりカンカン なにがくる?
内容説明
カンカンカン! ふみきりが鳴り、遮断機が下ります。何が通るのかな? なんと、走り抜けていくのはやかんとカップ!
次にやってきたのはベッドやトイレ、れいぞうこまで現れて、びっくり。まだまだ続きます。そして最後には、くまの家族も登場!
ふみきりを通り過ぎるユニークなものたちに目が離せません。子どもたちの想像力を広げる、楽しい一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ふみきりを舞台にしたユニークな展開が魅力的です。やかんやカップ、ベッド、れいぞうこなど、実際には通るはずのないものたちが次々と登場することで、子どもたちの好奇心を刺激し、想像力を育む絶好の教材となります。普段の生活では静止しているこれらの物が動くことで、「もし○○が動いたら?」という自由な発想を引き出すきっかけとなるでしょう。
また、絵本の展開は単純明快で、ふみきりを通過するものを順に追う形で進むため、幼い子どもでも理解しやすい構成です。保育園や幼稚園での読み聞かせや、小学生の低学年向けの授業での導入にぴったりです。例えば、読み終えた後に「みんなならどんなものをふみきりに通したい?」などと質問し、子どもたちに自由に絵を描かせたりお話を作らせたりする活動を通じて、創造力をさらに広げることができます。
さらに、この絵本は生活用品や家具、家族といった身近なテーマが含まれているため、子どもたちに親しみを感じさせながら、物の名前や用途を学ぶ機会にもなります。物語の終盤に登場するくまの家族は、家族愛やつながりをテーマにした話題を広げるのにも最適です。この絵本を通じて、楽しみながら学びの場を広げてみてはいかがでしょうか。