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BOOK

【絵本】ぬすまれた月

タイトル 【絵本】ぬすまれた月
著者
出版年月日 2017/10/31
判型 B5変
ページ数 48ページ
出版社
対象年齢 ,,,,,,,,,
ISBN 9784265062102

内容説明

月が大好きな男が、ある日「月を手に入れたい」と思い立ちます。そこで男は、月に届くほどの長い長いはしごを一生懸命作り上げました。そして、ついにはしごが月に届き、男は夢にまで見た月を手にすることができました。

しかし、月を手に入れたことで思いもよらない大騒動が巻き起こります。この物語では、そんな空想的な出来事の中に、月食など月にまつわるさまざまな不思議も織り交ぜて描かれています。

本作は、1963年に刊行され、当時話題を呼んだ「ポニー・ブックス」シリーズの1冊です。このシリーズは、1960年代に一流の漫画家やイラストレーターが物語と絵を手がけたことで人気を集めました。空想と科学が絶妙に交差する、心に残る一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、空想的な物語を通じて子どもたちの好奇心を刺激し、科学的な学びを自然に深められる教材として活用できます。主人公が夢を追い求める姿は、子どもたちに「挑戦することの大切さ」や「創意工夫」の重要性を教えるきっかけになります。また、月をテーマにした物語は、月食や天文学的なトピックに触れる機会を提供し、科学への興味や探求心を育む助けとなるでしょう。

絵本の中で描かれる「長いはしご」や「月を手に入れる」という発想は、子どもたちの想像力を大いに膨らませます。一緒に読みながら「もし自分が月を手に入れたらどうする?」などの問いかけを投げかけることで、自由な発想を引き出し、表現力や思考力を育むことができます。また、月に関する科学的な情報が自然に織り込まれているため、読み終わった後に月の満ち欠けや月食について調べたり、観察を行うアクティビティにつなげるのもおすすめです。

さらに、この絵本は1960年代のレトロなイラストと物語が特徴で、親世代にとっても懐かしさを感じられる作品です。親子で一緒に読むことで、世代を超えたコミュニケーションが深まり、共通の話題を持つきっかけにもなります。保育や教育の場では、読み聞かせに加え、工作や絵画活動と組み合わせて、子どもたちの創造性をさらに引き出すことも可能です。