
【絵本】ぬいぐるみきゅうじょたい
タイトル | 【絵本】ぬいぐるみきゅうじょたい |
---|---|
著者 | デイヴィッド・B・ドレイパー,ティエリー・ロブレヒト,川野 太郎 |
出版年月日 | 2022/03/31 |
判型 | その他・規格外 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2 |
ISBN | 9784265851959 |
内容説明
雨がしとしと降るある日、歩道にひとりぼっちのぬいぐるみがぽつんと落ちていました。どうやら誰かが落としてしまったようです。でも、よく見るとケガをしている様子!これは大変です。
「ハロー、ほんぶ!おうとうねがいます!」と無線が飛び交い、現場に駆けつけたのはネズミの救助隊。彼らの緊迫した活動が始まります。いつも街をパトロールしている頼もしいネズミたち。今回彼らが発見したのは、ベビーカーから落ちて迷子になってしまったクマのぬいぐるみでした。
「ぬいぐるみがSOS!」の合図で救助隊が出動。果たして無事にぬいぐるみを助け出すことができるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに思いやりや助け合いの大切さを学ばせるのに最適です。雨の日に迷子になったぬいぐるみを助けるネズミの救助隊の物語を通じて、困っている人や物に対して手を差し伸べる心の優しさを育むことができます。物語の中で、ぬいぐるみが「ケガをしている」という描写があることで、子どもたちは他者の痛みや不安に気づく感受性を養えます。
また、救助隊の緊迫感のある活動は、協力して問題を解決する姿勢や役割分担の重要性を学ぶきっかけとなります。保育園や幼稚園では、絵本を読み聞かせた後に、「もし友だちが困っていたらどうする?」という問いかけをして、子どもたちに自分の考えを話してもらうのも良いでしょう。小学生の場合は、物語をもとにした寸劇やグループ活動を取り入れると、より深く学びを定着させることができます。
さらに、この絵本は想像力を豊かにする教材としても活用可能です。ネズミたちがどのようにぬいぐるみを助けたのか、子どもたちに続きを考えさせたり、独自の救助活動を描かせたりすることで、創造性を高めることができます。雨の日や思いがけないハプニングをテーマにした物語なので、実際の生活の中での安全や注意について話し合う導入にもぴったりです。